たぬき本を2冊!

こんにちは。
新里です。


たぬき本を2冊ご紹介します☆





1冊目は、小説です。


有頂天家族/森見 登美彦


「恋は短し歩けよ乙女」や最近アニメ化された「四畳半神話大系」で
森見登美彦さんの名前をご存知の方も多いかと思います。


この小説は、一冊を通して主人公はタヌキです。
京都に住むタヌキの一家(普段は人間の姿で街を闊歩しています)と天狗やら人間やら
の愉快で爽快なお話です。


私はこの本を読んで久しぶりに、本を読み終わるのがもったいないという気持ちになりました。
実際の京都の街を舞台にしていて、とても読みやすいです。
普段は漫画やライトノベルしか読まないなんて人にもお薦め出来る本です。


個人的には、後半に登場する「教授」のタヌキを愛でるセリフにかなり魅力を感じました。







2冊目は、漫画です。


タヌキでポン!/しおや てるこ


一人暮らしの大学生の女の子とタヌキの共同生活を描いた漫画です。
アキバど真ん中のヲタ度満点の本屋さんで購入しましたが、
この漫画は、誰にでも薦められる漫画です。


タヌキが恩返しをするために女の子の姿に化け、いろいろ頑張るのですが、
主人公とのやりとりが、女性作者らしくほんわかかわいい印象です。


あと、タヌキの(人になっていない方の姿)の絵がとても良いと思いました。
この方、タヌキの形がすっごく上手いです。





p.s.
ちなみに新里は今晩、平成たぬき合戦ぽんぽこを見ます。
たぬき三昧ですね!